夏休みのお楽しみ課題として『ぽんぽん船』を制作しました。
ぽんぽん船とは映画『崖の上のポニョ』でそうすけが持っていたおもちゃの船です。
映画ではポニョの不思議な力で
ぽんぽん船を大きくし
それに乗ってお母さんを探しに行くのですが、
なんとその船はロウソクで動くのです!
「なんでロウソクで進むのよぉ~?」子どもと一緒に映画を見ていた私は、お話よりその船に釘付け。
「ぜひアトリエの子ども達と作りたい!」と一年以上練りに練って今回の課題にこぎつけました。
そもそも『ぽんぽん船』は『ぽんぽん蒸気船』といって、パイプの中に水を入れ(映画ではポニョ達が口を使って水を入れていましたね)、その水をロウソクで熱して、その蒸気を動力にして進みます。
アトリエでは銅パイプを使用しました。
ここが船のエンジン部分にあたります。
パイプをつぶさないように慎重に丸めていかなければいけません。
さて、硬いパイプをどうやってこのようにコイル状に曲げたのでしょう?
正解は。。。コンロの火で焼きなましたのでしたー!
『焼きなまし』とは金属を真っ赤になるまでカンカンに熱してお水にジューとつけて冷やす事です。
そうすることによって金属は軟らかくなり、扱いやすくなります。
ヤケドしないように軍手をして焼きなましをします。
真っ赤に焼けた金属は大人でも怖いもの。
みんな緊張で汗びっしょりになっての作業です。
がんばれー!
発泡スチロールと木の板を使って船のボディを作り、パイプをセットしたら船の基本は出来上がり。
ここからは びーのキッズの得意とするところです。
みんな おもいおもいのデコレーションをして楽しい船が完成しました。
最後にベランダのビニールプールに浮かべてあそびました♪
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