2010年10月5日火曜日

固形絵の具

アトリエびーのの幼児コースでは、絵の具の課題に『ギター絵の具』という固形絵の具を使用しています。
 ケースのイラストがちょっぴりレトロで可愛いい♪


でもみなさんにお勧めする理由はその中身です。伸びがよく発色もきれいで、混色も簡単。
ぱかっと開ければ筆も付いているし蓋はパレットにもなります。
まだチューブ絵の具の扱いが難しい幼児にはピッタリの画材です。
本当に手軽に使えるので、我が家の子ども達は日々のお絵描きに「ここだけ絵の具使いたいな」と思ったら、自分でコップに水を汲んでちょちょっと使っています。













新しい絵の具をもらってご機嫌♪ピカピカ の道具を使う瞬間、ドキドキしてうれしいよね。
今日からこの絵の具ちゃんと筆くんは君の相棒です。仲良くしてね。

この日のつきみ野びーのでは丸く切り抜いた画用紙に色や模様を描きながら筆の使い方を学びました。
「ふで子ちゃん」「ふでっち」など自分の筆に名前を付けてあげました。
洗筆の時も「お風呂に入ってきれいにしようね~♪」

名前をつけてあげるだけで道具の扱いがぐっと優しくなります。
筆をギューギュー押し付けて描く子もいません。












みんな絵の具への好奇心いっぱいに楽しい模様が描けました。
すずかちゃん
なおくん
えりちゃん


2010年10月3日日曜日

スライム!


9月の最後の授業は子ども達がみんな大好き『スライム遊び』をしました。
二週間にわたって真剣にお野菜作り してな課題だったから肩こったかな?
そんなわけでこの週はスライム遊びで弾けてもらいました!


洗濯のりとホウ砂水と色水さえあれば簡単にできるスライム。
学校や保育園などで体験した子が何人かいましたが、何度やってもあのスライムの固まる瞬間は楽しい♪みんな一様に「うひゃーっ」 と歓声があがります。





「水あめみたーい♪」
「おいしそー♪」

でも食べられないよ。
先生何度も念を押したよね、気をつけてね!



スライムのような感触遊び、「気持ちー」と躊躇なく入っていける子が大半ですが、けげんな表情になってしまう子もいます。
でもこね始めれば大丈夫、みなスライムの魔法にかかったように夢中で遊びます。

そういえばかつて私もお祭で買ってもらったスライムでとりつかれた様に遊んだ覚えがあります。
そして最後は母親に捨てられてしまうのがオチでしたっけ。

いいおかお!
冷たくひんやりしたスライムはこどもたちのこころを癒してくれます。

こねたり、のばしたり、一通り遊んだら机にスライムでお絵かき♪









 
蓋つきのカップにしまってお持ち帰り。
乾燥させなければ二週間くらい遊べます。
作りたてより少し寝かせた?ほうがいい感触になります。


















みんなお家でも先生のお約束を守って上手に遊んでね。
くれぐれも絨毯に落としたりしてお母さんにしかられないでおくれぇ。








2010年10月2日土曜日

お野菜

小学生コースでは二週にわたって『お野菜』を作りました。

紙粘土で作り始める前にまずは色鉛筆スケッチをしてじっくりと観察しました。
この作業がとても大切。
「レモンって黄色1色じゃないんだ」
「ヘタってこういう形してるんだ」
「意外とぼこぼこしているな」

いつもと違う視点で観察すると違う発見があります。これは何にでも言えることですね。

そしていよいよ紙粘土で制作に入ります。

レモンのボツボツも爪楊枝を使って1つずつ丁寧に作りました。













着色はよく乾かしてから次週。
すでにいい作品になりそうな感じですね。





ブラマヨレモンって・・・



二週目、着色に入ります。
本物をよく見ながら慎重に色を合わせていきます。

ニンジンの色を「もっとオレンジだ…」「赤くなり過ぎた…」と、何度も塗り直して、完成しました!















「レモンのヘタ、肌色混ぜるといい感じ
すごい発見!この日の色作り、すごく勉強になったね。



細かい作業は息を止めて集中!
0号の筆を上手に使えました。

ニスで仕上げをしました。
お野菜によって
「ツヤあり」「ツヤなし」のニスを使い分けました。




すごい!本物と見間違うほどの作品ができました。
妥協せず、観察すればするほど本物に近づいていく感覚を実感できたようです。
「冷蔵庫に入れといたらお母さん間違えて使っちゃうかも!」
子ども達も大満足の作品になりました。