2011年5月1日日曜日

母の日カーネーション





こいのぼりの絵付けの時に、最後にパレットに余った絵の具を使って和紙を染めました。
その紙を使ってオリジナルのカーネーションをつくりました。

びーのキッズらしい、すごく面白くてすてきなカーネーションが出来上がりました。












世界でひとつしかないこのカーネーション、きっとお母さんよろこんでくれるね!!

こいのぼり

アトリエの生徒は女の子のほうが多いので、聞いてみるとこいのぼりを持っている子が少ないようです。
でも5月5日は『こどもの日』、男の子も女の子も自分で作ったこいのぼりを飾ろう!
そしてなんと!こいのぼりを飾ると、その家の子どもが出世するんだそうです。


 一週目はこいのぼりの開き?に絵の具で模様をつけました。


 紙に描くのとは違って布に描くのは難しいけれど、お水の量を調節しながらみんな上手にできました。












二週目はお裁縫。尾の形を切って、お腹を縫い合わせていきます。
特に幼児達はみんな針仕事は初めて。
お家では「危ないから針は触ってはいけません!」と
ママとお約束している子もいるようなので、みんなドキドキです。

でもね、先生の言うことをちゃんと聞いてルールをまもってやれば大丈夫だよ。
 『子どもを信じて、多少危なくたって体験させる』
それは絶対に子どもを成長させることだと私は思います。
「君を認めているからこれをさせるのよ」と真剣に伝えるだけで
たとえ幼児だって顔つきが変わります。


ひと針ひと針頑張って、まさに悪戦苦闘しながら、鯉のぼりのお腹と口を縫い合わせました。
怪我する子もいなくホッと一安心。
緊張して手汗でしっとり塗れた布やバラバラの縫い目を見ると、
四苦八苦して、これだけ縫って来たんだな~と、うれしくなります。




子どもには見えない力がいっぱい眠っています。
私は制作活動を通して、微力ながらその力を引っ張り出すお手伝いをしていきたいと思っています。
そしてその瞬間に立ち会える事にとても幸せを感じます。

出来上がりを見たお母様方も
「え~、これうちの子がぬったんですか~?」と驚いていました。
その横でどや顔している子どもの表情、なんともいえません。

お母さんに褒められる事が一番の子どもの成長剤です。
たとえ高学年だっていっぱい褒めてください。

男の子も、女の子も、本当に素敵な自分だけの鯉のぼりを作れたね♪
なの

みゅうちゃん

もも

すみちゃん

こはるこ

まあちゃん

りゅうたくん

えりちゃん、ももちゃん

ひでやくん

じゅりちゃん

ほのちゃん

ともなりくん

すずちゃん

ゆうきちゃん

りおんちゃん

かのちゃん

ひかりちゃん

りひと

だいち

けんちゃん

くうちゃん

なおちゃん

はるなちゃん


お花スケッチ

『お花のスケッチ』のためにお花屋さんのお花を買いに行きました。
色とりどりのお花がどれもきれいで、目移りしてしまいます。
眺めているだけでウキウキ、春の気分。



子ども達もお花は大好きで、教室に入ってくるなり「わー、きれー」と大喜び。
でも描くとなるとそこは違って
「めんどくさーい」
「どこのどの花びら見てるかわからなくなるよー」
なんて泣き言をいう子が続出。


でもね、ココロを落ち着けて、モチーフをジーっと見つめてみよう。
作品とギューっと密に向き合っていれば・・だんだん結果が見えてくるからね。










ほら、いつのまにかこんなに上手にかけているよ。


ドリッピング

4月からアトリエびーの木曜コースがスタートしました!!
メンバーは幼稚園さん4人と小学低学年さん3人のオチビクラスです。
初日は『ドリッピング』。
まず最初のおけいこで、わくわくする絵の具の感触に出会ってほしいと思い用意した課題です。

汚れる事なんて気にしないで絵の具で遊んでみよう!!

まずはスプーンで垂らして。

最初ドキドキしていたお友達も絵の具を垂らしたとたんに目が輝きます。

子どもたちにとって、絵の具は魔法の様な素材ですね。








 はじめはお隣のお友達と絵の具の混ぜっこから始まり、、、

このあとスプーンなんて放り出して、ドロドロ を素手で楽しんだということは言うまでもありません。



そうとう楽しかったのでドロドロ遊びの写真を撮るのを忘れてしまいました (;^_^A






二度目は黒の紙で。

今度の絵の具は白を混ぜています。
パステルカラーがきれいです。










みんないい表情でたのしんだね。すぐにお友達とも仲良くなれました。
これからもアトリエびーので『わくわくどきどき 』をたくさん体験していこうね♪



まほうのいし

春休みのワークショップで、マーブル模様がとても美しい『まほうのいし』を作りました。























『まほうのいし』とはね、お願い事をしながら一生懸命なでるとお願い事がかなう不思議な石です。
りなちゃん先生がこないだ魔法使いさんとお友達になったので、作り方を教えてもらいました。

材料は ・まほうの粉
  ・お水
・アクリル絵の具

作り方は、、、アトリエびーのに通っているお友達だけにしか教えません!
だってたくさんの人が魔法の石を持っていたらつまらないですもんね。


そんなふうに魔法使いの話をすると
幼児コースの子ども達はオメメをキラキラさせて
「りなちゃん先生ってすごい!!」と尊敬のまなざしで見てくれます。

ですが小学生ともなると
「えー、うそだあ。」と疑いのまなざし。

そうだよね、さすがに小学生は素直に魔法使いなんて信じないよね。
(でもココロの中では信じたい、という複雑なお年頃なんです。うふふ、かわいすぎ)

そんな小学生にはネタばらししました。
『まほうの粉』の正体は、石膏(せっこう)です。
石膏とは身近なところでは骨折したときのギブスや歯医者さんで歯の型を作るときに使われています。あと、学校の美術室などにある白い彫刻なども石膏でできています。

 水と合わさると化学反応をおこして、ものの5分ほどで固まり始めます。
なので作業中さわいで目や口に入ると・・・石になっちゃうぞ!
それにダラダラしているとあっという間に固まっていい石が作れません。
ということでみんな緊張しての作業となりました。



あれれ、石はできたけどザラザラだし全然きれいじゃないなぁ。

まだまだ甘い!!そんな簡単には魔法の石はつくれないよ!







ここからが大変。耐水ペーパーを使って少しずつ磨いていきます。
すると・・・きれいなマーブル模様が見えてきました。








根気のいる作業ですが、石がどんどん美しくなるのでみんな夢中に磨きます。










ほらこんなにきれいになりました!
積み重ねは美しいものを生み出します。それを感じてもらえたかな?